自営業とは?メリット、デメリットは?

今までの日本においては、会社に属し「会社員」として、終身雇用・年功序列といった制度で働くというのが一般的でした。しかし昨今は、働き方改革などによって働き方も様々になり、時間や場所にとらわれずに働くことができる「自営業」というのも注目されるようになってきています。

自営業とは何か?

●自営業とは?
「自営業」とは、自ら事業を営んでいることを指します。会社に属して働くのではなく、独立して自ら事業を営み収入を得る人の事を指します。

●どういった職業があるのか?
 ◎飲食業(カフェ、居酒屋、ラーメン屋)
 ◎理容・美容業(美容院、ネイルサロン)
 ◎クリエイティブ事業(デザイナー、映像クリエイター)
 ◎不動産業
 ◎士業(弁護士、司法書士)
ここに挙げたものは一部ですが、これら以外にも様々な業種があります。

自営業のメリット・デメリットは?会社員との違いは?

●自営業のメリット
 ◎働く時間や場所を自分自身で自由に決められる
 会社員であれば、働く場所や働く時間は就業規則で決められています。それに対して自営業は、自分の好きな場所、時間で働くことができます。働き方のすべてにおいて、自分自身の裁量で決めることができます。例えば、育児中の方は、子供が保育園に行っている間だけ仕事をしたり、子供が寝た後に仕事をしたりと働く時間に自由がききます。

 ◎自分の頑張りで収入が増える
 会社員の収入は、毎月の給料が上限となります。それに対して自営業は、自分で頑張って稼げば稼ぐだけ、それが自分の収入となります。自分の力を遺憾なく発揮することで、上限なく収入を増やしていくことも可能となります。

 ◎定年退職がない
 自営業の場合、会社員のように定年退職がないため、自分自身で仕事を辞めない限りは何歳までも働くことができます。そのため、定年退職に向けて貯金をしていくという老後の心配をする必要がありません。

●自営業のデメリット

 ◎収入が安定しない
 会社員の場合、仕事をしていれば毎月給料がもらえます。極端な話をすると、仕事が出来る出来ないにかかわらず安定した給料が入ります。一方、自営業の場合、毎月の収入が保証されているわけではありません。仕事があるときに休みなく働けば稼ぐことは出来ますが、仕事が無くなってしまえば収入が途絶えてしまうという事もあります。

 ◎ケガや病気をした時の補償がない
 会社員であれば、ケガや病気をした時は、有給休暇を取得すれば給料は補償されます。また、長期に病気療養した時も傷病手当金といった仕組みがある。一方、自営業の場合、有給休暇などは無いため、ケガや病気で休んだ時はその分収入が途絶えてしまいます。

以上、自営業とはどういうものかや、メリット・デメリットになります。

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